上野樹里さんのファンである「え む」さんがmixiに書いた日記形式の回想を、許可を得て転載してます。http://mixi.jp/show_profile.pl?id=5805727

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雑誌95(最終回)「さいこー!・・」 2008年07月18日

「スウィングガールズと始めるジャズ入門」2004年10月発行
「日経エンタテインメント」編集によるムック。
映画の紹介はもちろんのこと、上野樹里さんはじめ出演者全員へのインタビューや、クアトロでのお披露目ライブ、冒険王でのライブのレポ、メインキャスト5人の座談会、矢口監督、音楽スタッフの記事など盛りだくさんの内容。

写真も豊富で、中でも個人的にとっても気に入ってるのは・・
映画でガールズが田んぼに落ちたあと、川に入ってバシャバシャしてるシーンの、カットがかかったあとの樹里さんの写真!
DVDのコメンタリーで、樹里さんが「自分は足だけしか川につかってなかったから、入っていいですか?って聞いたらダメって言われたけど、バシャン!って入った!」と話しておられたけど、その、川からあがってくるところの樹里さんの写真が載っている!
なんとも無邪気な満足そうな!?満面の笑顔(笑)
右手に脱いだソックスを持っていて、左手はVサイン!
左足は川につかっていて右足をポーンとはねあげるようにして・・
もちろんセーラー服は汚れてる・・
まるで、暑い夏に水遊びした子どもみたいに!?、もうホントに楽しそう!
この樹里さん、なぜかとっても和む~~~
いいなぁ~って思えてくるから不思議・・


<メインキャスト5人の座談会の記事より抜粋>

・・・・
平岡 ・・・・それにしても、山形はよかったね、のどかで。
上野 うん。あと、きれい。
平岡 なんか時間が違う気がするんだよね。
貫地谷 わかるー。
本仮屋 うんうんうん。
平岡 東京時間と山形時間。
本仮屋 すごく気持ちよかったね。暑くでもカラッとしてたし。
上野 夏は暑かったかもしれないけど、嫌だった思い出がないよ。
平岡 まとわりつく暑さじゃなかったからだよ。朝とか涼しいしね。
本仮屋 あと、出るね。
平岡 何が?
本仮屋 山形弁。
豊島 何だず、とか。
上野 なんか、みんなで会うと。
本仮屋 そう、集まると。
貫地谷 外ではないな(笑)。
平岡 あと、ベニマル。撮影現場の近くにあった唯一の大型スーパー。
上野 ベニマル、ベニマル(笑)。
本仮屋 ヨークベニマル。
上野 ヨークベニマル。そこへ行くのだけが楽しみだった。
本仮屋 そこしかないもんね。だって、行けばみんないる(笑)。
豊島 毎日行ってたよ。
貫地谷 監督やスタッフさんもいたよね。そういえば、ヒラッチからご褒美でおごってもらった。
平岡 えっ、おごったっけ?
本仮屋 おごったよ、最後に。
貫地谷 私とユイカと樹里。
上野 「みかん」だよ、「みかん」。泊まってたホテルにあったレストラン。
貫地谷 「みかん」、懐かしい。米沢牛の、さ---。
・・・・
上野 いっぱいおごってもらった。
平岡 そう、食べ物作戦。
豊島 いじめないでって(笑)。
平岡 いじめないで、これで我慢して(笑)。
上野 みんな本当に仲が良かったから、はたからみたらいじめに見えたかもしれない(笑)。
本仮屋 何気にちょっと入ってました(笑)。
平岡 でも全然嫌な感じはしなかった、ほんとに。
豊島 もともと、いじられキャラだもん。
平岡 そうだね。
本仮屋 男の子扱い、誰もしなかったし。恋愛沙汰もなく。
豊島 いいのか悪いのか---。
上野 ほんとに何もなかったよね。
本仮屋 なかったよね。こんな長期で、しかも地方にいてさ。
上野 むしろ、あっていいんじゃないか、と(笑)。
平岡 俺、大丈夫か? こんなモテなくて(笑)。
豊島 なんでだろう? まったく誰もが意識してない。
貫地谷 うん。まったく(笑)。
・・・・
豊島 監督は、お父さんみたいだった(笑)。人としてすごく興味がある。個性がほんとに強くて。
上野 感動したのが、クランクインする前に、みんなの衣装合わせのカードみたいなものがあって、それを衣装さんとかメイクさんに配ってたの。みんなの名前の横には、あだ名が書いてあった。だから、はじまる前にはみんながあだ名を覚えてくれてて、スタッフの誰もが。そういうささいな心配りがすごいうれしかった。
平岡 温かいよね。
・・・・
上野 矢口監督も先生も、自然に私たちが、期待にこたえたいなって思える人だよね。
・・・・
上野 でも、こうやって撮影当時を振り返ってみると、楽しいことばかりだよね。
本仮屋 ほんとだね。現場に入っている時、仕事って感じじゃなかったもん。
貫地谷 わかるわかる。
豊島 面白い人ばかり。
平岡 かつおも含めて、ね。
上野 ほんとに、『スウィングガールズ』さいこー!



こういう座談会の記事を読むと、自動的にそれぞれの声に脳内変換されて、和気藹々とした楽しいおしゃべりの雰囲気が、そのまま伝わってくるよう・・

ここでひとつ「トリビアの泉」!?・・
(この番組のことを知らないかたもいらっしゃるかも・・)

樹里さんは『SG』が公開された2004年、『SG』のキャンペーンと並行して『サマータイムマシン・ブルース』の撮影に入っておられた。
『STMB』の衣装合わせのときに(『STMB』ほど、衣装代が安上がり!?な映画はないのでは、と思う・・)、樹里さんはたまたま、『SG』のときに山形のスーパーで買われたサンダルを履いていかれたらしい。
本広監督がそのサンダルを見て「それ、いいねぇ!」と言われ、そのあと『STMB』のスタッフさんが同じものを取り寄せられたそうなんだけど、監督が履き込んだ感じのほうがいいと言われ、結局、樹里さんの自前のサンダルを使うことになったらしい・・

香川で撮影された『STMB』の柴田春華が履いていたサンダルは、山形のスーパー「ヨークベニマル」で売られていたものだった???

「ヘェ、ヘェ、ヘェ、ヘェ・・・」満ヘェは無理ですか? なんて・・
すみません・・(汗) おもしろくないですよね・・

(樹里さんは2回「トリビアの泉」に出演されたことがあるけれど、「ヘェ」ボタンを押す樹里さん、すっごく楽しげだったなぁ!)

『STMB』での樹里さん、サンダルであんなに速く走れるなんて・・凄い!

これで書き残していた『SG』関連の雑誌はおしまい(のはず・・)



実は私は、『SG』の公開が終わった2005年頃、上野樹里さんのことを『SG』の枠組みの中で語られることが、すごく嫌だった。
樹里さんは、いつまでも「友子」のままじゃない!
『SG』は「F&Lコンサート」で卒業されて、すでに次のステップに進んでおられるのに、いつまでも樹里さんを『SGの17人』というくくりの中で語らないでほしい、と感じていた・・

でも、大ヒットというのは、そういうものなのかも知れない・・
私はたまたま「秋子」&「香苗」という、ギャップのあるふたつの役で樹里さんを大好きになったけれど、「のだめ」で樹里さんを好きになった人、「瑠可」で樹里さんを好きになった人にとっては、やっぱり「のだめ」や「瑠可」でのイメージが長く残るものなんだと思う。

でも樹里さんは、今までも、そしてこれからも、ファンをいい意味でどんどん裏切っていく「変幻自在に進化する」役者さん! なんだと思う。
それが上野樹里さんの、最大の魅力だと思う。

今、樹里さんは、次への進化に向けて準備中なのかな?
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雑誌94「辛いことがあってもやっぱりスウィング・・」 2008年07月15日

「管楽器パラダイス」(バンドジャーナル別冊)2004年10月発行
『スウィングガールズ』の特集が掲載されている。
1枚目の表紙が『SG』で、2枚目の表紙!?が『blast!』、その次のページに愛用のテナーサックス(と言っても、この時点ではレンタルの・・)、ヤマハジャズモデルYTS82Z(\367,500)を持つ上野樹里さんの全身の写真。
(このテナーサックスは、樹里さんのもとに今あるのかな? もらえた? または買い取り?)

この写真の樹里さん、もしかしたら私服かも・・?
スタイリストさんの名前もヘアメイクさんの名前も書いてないし・・
足元は、なんて言うんだろ? いわゆるつっかけ!? 色は黒。
ちょこっとダメージが入れてあるストレートのジーンズを、裾を一回折り曲げて・・透明っぽい細いベルトも・・
白と赤のボーダー柄でネックが広く開いたTシャツ、胸元に冠の刺繍?
黄色の七部袖のカーディガン・・
ナチュラルメイクはされているけれど、本当に普通の高校生っていう感じ!
とってもかわいい!

「バンドジャーナル」という吹奏楽部御用達!?の雑誌には、公開約1年前から『SG』のことが連載されていた。
最初は、こんな映画の撮影が山形で始まりました・・みたいなニュース的な感じで、白黒4分の1ページくらい?
私はしばらくしてから何かで知って、図書館でまとめ読みした記憶がある。
「バンドジャーナル」別冊の、この「管楽器パラダイス」で、映画の公開に合わせて大々的に特集が組まれている。
雑誌の性質上かなりマニアック!?な内容で、写真も豊富。


<樹里さんに関する記事より抜粋>

・・・・
兵庫県加古川市で過ごした中学時代は、もちろんテナーサックスとは無縁だった。この映画のネタ元のひとつである「高砂高校」は隣の市。当時の同級生も現在同校ビックバンド部で活躍している、というのも奇遇だ。
・・・・
・・・・
「・・・・楽器を選ぶ時に、アルトとテナーを持たされたんですが、大きい方に愛着を覚えて思わずテナーを選んだんです。重くて大変だな、なんていうことは思いませんでした(笑)。・・・・とにかく頭で指使いを考えて指を動かすとみんなについて行けないんですよ。すっごく悔しかったんです。・・・・練習などでちょっと落ち込んでいたりすると、監督から『スウィング・スウィング』って声をかけられると、元気がでました。辛いことがあっても、やっぱりスウィングですね!」


<樹里さんのオフショットの記事より抜粋>

下は、ラストの『シング・シング・シング』でピアノの拓雄くん(平岡祐太)とめくばせして吹くソロを猛練習中の上野さんのスナップ(ほぼ隠し撮り。ごめんなさい)ヤマハのマウスピースに取り付けられているのはラヴォースのソフト。スタジオでの特訓シーンは、向きは違うけれどコルトレーンの有名なスナップにも似ている?

練習中「あ~疲れた。うまく吹けないよオ」と嘆く上野さん。・・・・


<楽器指導、山口れお先生の記事より抜粋>

・・・・初心者に対して音大しこみの正統派教育法で、真っ先にロングトーンや音階練習をやったのではないだろうか。
「いえいえ(笑)。そういうのはほとんどナシ。実は僕、小さなバンドを指導して元気にさせたりするの好きなんです。・・・・みんなと楽しみながら音楽をするうちに、バンドが育っていくのを一緒に楽しむ。それが好きなんですよ(笑)。今回もそういう気分でした。・・・・ハナっから『楽器は難しい』なんて先入観をもたせないようにしました。・・・・僕が手本を見せる、というかフレーズの感じを歌ったり吹いて聞かせたりすると、すぐに真似するんです。あまり深く考え込まない。・・・・みんな楽器に慣れてきたところで・・・・基礎練習をするようにしました。・・・・みんな素直に『音楽って楽しいな』と思ってやってくれたことに、感謝しています」
先入観をもたず恐れず、心の底から楽しむ。これが『スウィングガールズ』流練習法最大のポイントなのだ。



そのほかにも、樹里さんの『シング・シング・シング』ソロ部分の楽譜や、SG版『ムーンライトセレナーデ』のスコア(樹里さんはテナーサックス2)、竹中直人さん演じる小澤先生の部屋の詳細なレポとか、盛りだくさんの内容。

思わず大きいほうの楽器を選ぶところが、樹里さんらしい・・!?




ここから私事の内容に・・
子どもが今年中学生になり、念願の吹奏楽部に入部した。
まだ小学3年生のときに、私と一緒に大阪まで行き、初日に『SG』の映画を見て、舞台挨拶で樹里さんのサックス生演奏を聞いたことが、興味や夢を持つきっかけになったのだから、本当にありがたいこと・・
それで、この「管楽器パラダイス」に、もうひとつの特集『blast!』が載っていた、ということも影響している・・
この雑誌で初めて『blast!』のことを知り、2004年は間に合わなかったので、2005年に見に行って大感動!
唯一の日本人、石川さんというかたがパーカッション担当で、それが子どもにとってすごくかっこよかったらしく「ドラムやりたい!」と言い出した。
で、吹奏楽部の入部届けに希望楽器を書くときに、パーカッションと書くものとばかり、親としては思っていたのに・・
「う~ん、パーカッションやりたいんやけど・・やっぱりサックスもかっこええしなぁ・・サックスも捨てがたいなぁ・・両方できんかなぁ・・」と言い出す始末!
「両方は無理やで・・どっちかにしぃ!!」と私・・(苦笑)
結局、第1希望のところに「パーカッションかサックス」と書いて(爆)、パーカッションに決定したんだけど・・

今さらながら、樹里さんの影響力の大きさを感じた出来事だった・・

まあ、サックスもよっぽどやりたかったら、大人になってからでも楽しめるし、今はパーカッションをはりきって頑張ってるようなので・・

子どもは2年前、樹里さんの20歳のお誕生日のときに、「・・ぼくは半分の10歳です・・」とファンレターも出しているし、子ども部屋には、今も、DVDを買ったときについていた『SG』のガールズが線路を歩いているシーンのポスターが貼ってある。

樹里さん、子どもに夢を与えてくださって、本当にありがとうございます!

『SG』は、大人も子どもも、たくさんの人たちに、夢や憧れを運んできた、とっても素敵な作品なんだなぁ、って改めて感じた。


雑誌93「人生楽しんでます! ・・」 2008年07月11日

「MUSIC TOWN」2004年10月号(新星堂フリーペーパー)
2004年8月22日に、お台場冒険王の一環として行われた『スウィングガールズ』一般お披露目ライブイベントのときに取材された、矢口監督と上野樹里さんのインタビュー記事3ページ。
そのライブ中の写真や、ガールズが集合して「スウィングすっぞー! オーッ!!」の写真も。
ちなみに表紙も『SG』。

<矢口監督の記事より抜粋>

-いよいよ今日はお披露目ライブですね。

・・・・゛あれは吹き替えですよね?゛とか言われて、本当に演奏しているのを信じてもらえなくて。プロの演奏を使ってしまったら、感動が伝わらないんじゃないかと思い全て本人達に演奏してもらいました。意外と前代未聞かも知れません。そして一般の方々の前で実際に生演奏するのは初めてで結構緊張してます。・・・・
・・・・心配もしましたけど、音が出るまでの過程がこの映画にとってまた大事な要素だったんです。・・・・苦労の実体験が映画に生かされてるんです。そこにリアリティが出るし、おかし味が出たりしていると思います。

(演奏後のインタビュー)
風の影響もあって80点位だったでしょうか? 親心というか、娘達が初めて舞台に立ったのを見守ってるようでホロッときました。とにかく゛ホントに音出してんの?゛っていう疑いが、まだどこへ行っても必ずあります。なるべくこういうお客さんの前で実際に演奏して、公開前に出来るだけそれがホントなんだと知ってもらえればと思います。この映画を素直に喜んで感動していただくのにとても重要な事だと思っていて、この後もバスに乗って東北など、演奏キャラバンをしていくつもりです。
・・・・


<樹里さんの記事より抜粋>

-今日のライブはサックス・ソロもキマッてましたネ。

ちょっと失敗ぎみでしたが(笑)。でもJAZZはアドリブですから。楽譜もあまり見ず、お客さんの顔を見て演奏しました。リズムに合わせて私達が手拍子をとったら、お客さんもし始めてくれて、一緒に手拍子してくれて嬉しかったです。SWING GIRLS は・・・・色々個性豊かなんですが、それでもバラけないのは、一斉に演奏した時にSwingして一つになる一体感を身体で憶えているからなんだと思いますね。・・・・

-最初に楽器を持った感想は?

ズシッと重たかったのですが、一回持ったらもう手放したくない不思議な感じでした。特にテナー・サックスのあの感触は、人でもないけど機材でもない妙な愛着が沸いてきました。音は初日に出たんですが、ブーンブーンっていうドラム缶が響いているような音でした(笑)。でもこういう音は今の私にしか出ないし、JAZZならアリだっとか勝手に思ってそのまま通してきてます。

-JAZZのCDは色々聴くようになりましたか?

なりましたね~。最初は名曲集から入って、ジョン・コルトレーンなんかも聴くようになって---。・・・・最初は、JAZZってテクニック的にも難しいと思ってたけど、要はアドリブが楽しいし、私達SWING GIRLSの演奏も演技もアドリブばっかりだし、人生もアドリブそのものじゃないですか!?(一同笑) そういう、゛人生楽しんでます!゛みたいな感じが出せたらいいかなって。

-矢口監督からは何と?

よく「台本はあまり読み込まないで!」って言われました。「作ってこなくていい。そのまんまで演って」って。その場で通りすがりの人が面白かったら映像に入れちゃったりする方で、私もロケ日の天気や気分でどう動こうか決めるタイプなんで、オンタイムでそのまま楽しんで演れましたね。その場で生まれたものをリアルに演ってる感じでした。

・・・・

-この作品で得たものは?

仲間と無駄な話をしながらワイワイやってることのコミュニケーションも、音楽には大事な事なんだって思いました。ハタから見たらワイワイ何ふざけてんだって思われるかもしれないけど、一旦その渦中に巻き込まれたら゛こりゃ、乗らなきゃ損だ゛って思えてくるから不思議なんですよ。

・・・・



昨日、本当に久しぶりに『SG』DVDのDISC3と、自分で録画したSG関連のいろいろな映像を見ていたんだけど・・
もう本当にこれは、感動の一大ドキュメンタリー!

メイキングでの撮影前や撮影中の姿と、映画の中での姿と、公開前後のキャンペーンでの姿と、ニューヨーク・ロスアンゼルスでの姿と、F&Lコンサートでの姿と・・
公開から約4年たった今現在から振り返ってみると、そのすべてが融合して、巨大なシナジー効果を奏でている・・
そこに、ちょっとした゛ノスタルジー゛みたいなものを感じてしまうほどに・・

樹里さんにとって、2度とできないかも知れない、貴重な経験の数々・・

「めざましテレビ」の、SG東北ツアーを密着取材した映像の中で、樹里さんはこんな発言をされていた。
レアルマドリードの歓迎レセプションでソロを失敗し、終わった後、楽譜で顔を覆って声を上げて悔し泣きする樹里さんの様子が映され、そのとき「音楽にはもっと大事な事があると教えられた」と・・
「失敗しても、音がピーってはずれても、気持ちが入っていたら伝わると思うんですよ。だから今では、失敗しても(友子に)なりきってやっています」

『SG』の演奏は、決してコンクールで金賞をもらえるような上手な演奏ではない、ということは、私も楽器経験者なのでよく分かる・・
でも、荒削りなんだけど、ものすごく熱や力があると思うし、本当に樹里さんが言われるとおり、楽しい気持ちがストレートにダイレクトに伝わってくる。
まさに゛人生楽しんでます! ゛が、音に、顔に、姿に、表れている。
矢口監督はそれを映画で描こうとされた・・

映画の中の架空の登場人物たちが、架空の人物を演じた実在の樹里さんはじめ17人の役者さんたちと、見事にシンクロしている・・



ところで、『ラスト・フレンズ』「瑠可」で、上野樹里さんのファンになった人たちにとって、『SG』「友子」はどうなんだろう・・?

ズーズー弁で、セーラー服で、おさげ髪で、全然おしゃれじゃないし、鼻ほじくるわ、鼻水たらすわ、ガラスにおでこぶつけるわ、走って勢いあまって転ぶわ、全然かっこよくないし、落ちこぼれで、自分勝手で、ぐーたらだし・・
でも、本当に愛すべき魅力いっぱいの「友子」!

「瑠可」と「友子」の間には、ものすごーく距離があって、まったく見事に!?シンクロしない・・

でも、どちらも同じ上野樹里さんが演じられている・・

某ファンサイトに、かなり詳細な!?樹里さんの活動年表がある。
大きな役小さな役、ヒットした作品そうでなかった作品、コメディシリアスいろいろあるけれど、そのすべてが、見えるところ見えないところいろんな形で、最新の「瑠可」を演じられた樹里さんにつながっているんだと思う。
とりわけ、2003年3月にオーディションを受けられてから、2004年に公開され、さらには1年後の2005年に地上波でオンエアされたときの再集結、CSで放送される際の軽部アナとの対談まで、本当に長期に渡り関わられた『SG』は、樹里さんにとってかけがえのないものだと思う。

だから、熱心な「瑠可」ファンの方々も、ぜひ樹里さんの「友子」を見て楽しんで、また別の魅力にも触れていただきたいなぁ・・なんて思う。
とっても余計な大きなお世話、なんだろうと思うけれど・・すみません・・(汗)


雑誌92「すぐ行動して熱中できる・・」 2008年07月09日

「学園マガジン」2004年秋発行?
『SG』について14ページに渡り特集されていたムック。
『SG』についての紹介、上野樹里さんはじめ、メインキャスト5人の座談会、矢口監督のインタビューが掲載されている。
切り抜き保存してるからよく覚えてないけど、確か表紙は゛田原トシちゃん!?゛だったかな・・?
学園モノのドラマや映画について載っていた雑誌だったような・・?


<座談会の記事より抜粋>

・・・・
上野 (合宿が)なんか、今もまだ続いている感じがする。
本仮屋 撮影に入る前に1回と、山形ロケに入ってからも1回しました。
上野 その間に誕生日のコがいたら、ケーキが出てくるんですよ。ガールズはいっぱいいるので、何回かケーキが出るときがあって、それが楽しかった。
本仮屋 花火もした! でも、そんな楽しい思い出ばかりじゃなく---(笑)
平岡 だけど、ああいうイベントがあったから、みんな打ち解けて、映画のあの空気が生まれたんじゃないかな。
上野 初めての合宿のとき、偶然にも『ウォーターボーイズ』をテレビでやってたんですよ。
一同 そうそう! (笑)。
貫地谷 みんな観るようにって言われて、部屋に入ってね。
本仮屋 「今度は私たちだ!」って嬉しくて泣いてるコとかいましたよ。
・・・・
本仮屋 (監督は)大きい、広いって感じ。
平岡 ガールズ一人ひとりのことを把握して、芝居とかも監督自身がやって見せたりしてくれるし。
貫地谷 凄く優しい。
上野 監督みたいな大人になりたい(笑)。
本仮屋 これ見よがしの優しさじゃなくて、一人ひとりのことを考えてくれているんです。みんなに愛情を持っている。
・・・・
貫地谷 とにかく、最初に泣くのは平岡くんでした。
平岡 そうかなあ(笑)。
貫地谷 撮影のクランクアップもそうなんですけど、そのあとにみんなで打ち上げをやったときも、ねえ。
上野 監督の前で正座して泣いてた!
一同 フフフ(笑)。
平岡 監督のありがたいお言葉をもらったんですよ。「平岡くんが拓雄をやってくれてよかった」って言われて、それにグッときて---。
・・・・
上野 役のことは考えなくていいって監督に言われたんです。それはみんなが役にハマッてたから。セリフもがんばって覚えなくても、自然に自分の言葉として言いそうなことが台本に書かれているって感じだったんです。
・・・・
上野 本当に、キャラも楽器も合ってる気がするんですよ。私がカンジヤのトランペット吹いても、全然音が出ないし、トロンボーンも吹いてみたけど全然出ないから、サックスでよかったなって。他の楽器じゃ絶対できない。私が友子の役柄でドラムをやっても、友子って絶対暴走しそうじゃないですか。だけどカツオ(豊島)は常に動じない、こういうキャラだから(笑)。ブレないっていうか。
平岡 柱みたいな。
豊島 柱---カッコイイ。
・・・・
貫地谷 でもまあ、夜まで撮影ってことはあんまりなかったので、夜は楽しかったね。私の部屋で、樹里とユイカと3人で寝たんですよ。で、朝起きたら、樹里がいないんですよ。
上野 私、夜中に何回も起きて。ベッドから落ちそうだったんで(笑)、私が帰ればいいことだって思って、自分の部屋に帰りました。
貫地谷 起きたらいないんだもん、焦ったよ。ユイカはずっとぬいぐるみに話しかけてるし(笑)。
平岡 えーっ!
・・・・
上野 (SGに共感できる部分は)自分のやりたいことが見つかったら、すぐ行動して、熱中できるところ。私自身も、こういう仕事がしたいって思ったら即行動で、こうして映画に出たりして、自分そのまんまだなって。
貫地谷 一直線って感じだよね。学生時代ならではの、突っ走れる何かがあるっていうか。
上野 熱中できるものが見つけられて、それに打ち込めて、青春って感じ。
本仮屋 ガールズはギャルだったり暗いコだったり目立つコだったり、いろんなコが差別なく一緒にいるのがいいよね。共通の趣味とかがなくても、めざすものが同じだから、こうして一緒にいられるっていう。
・・・・

<矢口監督の記事より抜粋>
・・・・
映画の現場は始めてのコがほとんどだったので、助監督さんは大変そうでした。「カット!」の声が「自由行動!」に聞こえるみたいなんです(笑)。「カットっていってもカメラ位置が変わるだけで芝居はつながるんだぞ」って、いくら言っても「カット」の声を聞くと、ワーッていなくなる。苦労しましたけど、逆に<どうしようもない補習組>っていう雰囲気は、まったくいじらずに作れました。
・・・・
河原で、拓雄と友子が音楽で気持ちを交換するっていうシーンは、「ジャズやりたいよな、お互いに」っていうシンプルなものになる予定だったんですけど、しっとりした、いいシーンになりましたね。二人が期待した以上の感情表現を音楽でしてくれたんで、助けられたってところはありますね。
・・・・
いまだに本当に演奏してるわけないって思ってる方もいるんです。ガールズが側にいたら「ちょっと演ってやんな」って言いたくなりますね。ストーリーもそうなんですけど、本人たちが演奏しているということを一緒に楽しんでもらえたらいいなと思います。今までになかった音楽映画になったと思うんで、ジャズってどうなの? って思っているお客さんにもニュートラルな状態で楽しんでもらいたい。『ウォーターボーイズ』以上に、いろんな人に観てほしいです。この映画で楽器人口が増えて、音楽がもっと生活に浸透していったらいいなって思います。




樹里さんは座談会の中で、「監督みたいな大人になりたい」と言われている。
オーディションを受けられたのが2003年3月2日まだ16歳のとき、17歳のときに撮影、18歳のときに公開された『SG』を通して、長く深く関わられた矢口監督を、大人として尊敬されている。
女優だからとか、芸能人だからとか関係なく、10代後半に尊敬できる大人に出会えることは、人としてとっても大切なことなんだと思う。
それは、樹里さんだけでなく、平岡くんも貫地谷さも本仮屋さんも・・そして他のガールズにとっても・・

貫地谷さんは85年生まれ、樹里さんは86年生まれ、本仮屋さんは87年生まれ・・
ひとつずつ違うんだ・・
まあ、3人でひとつのベッドは、いくらなんでも狭いでしょ!(笑) 
微笑ましい・・
それぞれに『SG』後も大活躍されていて、改めて矢口監督の慧眼に感服する。


「自分のやりたいことが見つかったら、すぐ行動して、熱中できる」

『てるてる家族』のときにも
「創造するっていうことに惹かれる」と語っておられた樹里さん。

桜井亜美さんの自主制作映画「PLANETARIUM」のワンシーンに、樹里さんが監督として参加された様子が、桜井さんのブログに掲載されていた。

やりたいこと、創造することを、行動に移して熱中して取り組まれる、樹里さんのエネルギーとパワーは凄いなぁって思う!
素晴らしいモノ、素敵なコトをいっぱい吸収して、キラキラ輝いておられる様子が、目に浮かぶようだ・・


雑誌91「やってできないことはない・・」 2008年07月08日

「デビュー」2004年10月号?
『SG』に関する上野樹里さんの記事。
連載の「あなたへ」は第12回、試写会のお客さんへのメッセージ。

<あなたへ 全文転載>

一般試写会のお客さんへ。
私は、お客さんの反応を
見るのが楽しみで、
実は一緒に客席で
観ていたりします。

何回観ても、
同じ映画なのに、
皆のいろいろな
面白さが見えてきて、
いつも新鮮な
気持ちになります。

皆さんの笑顔が
私たちのエネルギーとなり、
今は、次から次へと
新曲を覚えて、
イベントやキャンペーンで
披露しています。

試写会に来てくださった皆さん、
本当にありがとうございました。

           Juri。



欄外のオフショットは、札幌のイベントで小学生のジャズバンドと共演されたときのものと、「めざましテレビ」の「広人苑」取材中の樹里さんと中野アナ。
記事には・・
゛お台場のフジテレビ前で「きっかけは~フジテレビ!」を撮りました。海辺に立って思いっきりやったら、監督に「やり過ぎ!」と言われました(笑)。゛
と書いてある。
このときの監督さんって、もしかしたら「風とロック」のかたかな・・?
「広人苑」のとき、ちらっと映っただけでよくわからないけれど、金髪のかただったので・・



<記事より抜粋>

-映画、すーごい楽しげでしたね。
「楽しかったです! 役柄も面白いキャラクターなので。特に覚えてるのが、ポストに(音楽祭応募の)封筒を入れるところ。雪のなかを滑ってポストにぶつかって、『んが!』と言ってと言われたんですね(笑)。滑る練習を一人でして、『んが!』と言いました(笑)」
-雪合戦のシーンとかも、女子高生たちが本気で遊んでいるようでした。
「監督が『ここで雪合戦を---』と言い終わらないうちに、みんなもう雪を投げてたんですよ(笑)。私も投げようとしたら、誰かが投げたのが私の顔にバーンと当たったり、リアルな(笑)」
・・・・
・・・・
-楽器も弾けるようにならなきゃいけないって話は、受かった後から?
「ですね。テナーサックスという楽器の名前も知りませんでした(笑)」
-上達は早かったほうですか。
「いやー、時間かかりました。合宿して練習しましたけど、撮影で出番も多くて、みんなより練習時間が少ないじゃないですか。ずっと焦ってました。゛早く覚えなきゃ! 吹けるようにならなきゃ! ゛って、暴走特急みたいな(笑)。同じところをできるまで繰り返し繰り返し練習して、指が疲れてるんだか何だか、分からなくなってきたり(笑)。でも、吹くことで頭がいっぱいだと、芝居に気持ちが入らないし」
-練習しても上達が見えず、イラつくような局面はありませんでしたか。
「ありました。『キャラバンの到着』って曲のソロが、すごく速いんです。気持ちは走っているのに指が付いていかず、先生に---今考えたら、゛何であんなこと言ったんだろう゛と思うんですけど、『こんなに練習してもできないんだから絶対できません!!』と、ケンカみたいになっちゃって(笑)。ふてくされて外に出たんですよ。そこは冬はスキー場で、雪のない間は芝生しかないところなんですね。空気を吸って、気持ちを落ち着かせて練習してたら、吹けるようになってきました。先生は『音楽はやさしい心がないとできないよ』と言ってましたね」
-最終的にあそこまで吹けるようになったのは、みんな凄いよなぁ。
「撮ってから時間経って、゛凄いことやったな゛と思いました。何年後かに、悩んだり落ち込んだりしたときこの作品を見たら、゛やってできないことはない!゛って頑張れるんじゃないかな」
-演技的な収穫も大きかった?
「初主役ということで、最初はどうふるまっていいのか分からなかったんですけど、結局は自分のままでいれば良かった(笑)。こういう芝居も忘れちゃいけないと思いました。今までは、゛きれいに映らなきゃ゛みたいなことも考えていたけど、そんなことよりもっと大事な---ヘンな顔しても何をやっても、キャラクターが面白ければ、人間としてかわいい? 映りを気にせず、感じたまま思い切りやらせてもらえたのは、すごくありがたいですね」
・・・・




書いてるうちに、久しぶりに『SG』のメイキングを見たくなってきた。
初めてテナーサックスに触れたときの樹里さん、悔し泣きする樹里さん、合宿でのミーティングで仲間を励ます樹里さん・・
何にも知らないでメイキングの映像を見たら、きっと誰が主役の子か分からないと思う。
それくらい、まったく飾り気のない、全然女優っぽくない、素朴でフツーの女子高校生!?、樹里さん(笑)
そこが、本当にすごくイイ!
記事にある『キャラバンの到着』は、映画の中では使われなかったけれど、イベントやテレビで生演奏したり、もちろん『F&Lコンサート』でも披露された。
(樹里さん、ソロって言われてるけれど、サックスの゛ソリ゛だと思う)
DVDの特典に、記事にある゛ふてくされて外に出て・・゛の樹里さんの姿も入っている。
それだけ純真に、真剣に、無我夢中で、楽器と格闘されていたんだと思う。
樹里さんだけでなく、17人全員が・・
楽器指導の山口れお先生・・
もう本当に、今改めて、なんて素晴らしい指導者のかたなんだろうと、頭の下がる思いがする。

『SG』は、映画の公開に先立って、ライブイベントが行われたり、地上波で「スウィングガールズがやってきた」という特番や、CSでメイキングやサイドストーリーの一部が放送されたり、「めざましテレビ」でも何度も紹介されていた。
(私は『SG』のために、CSを導入した!)
それにともなって映画公式サイトのBBSにも、公開前から多くの投稿があり(私も書き込ませてもらっていた・・)、他の映画にはない、独特の盛り上がりかた、雰囲気があったと思う。
映画の公開を、樹里さんや監督や多くのファンの人たちと一緒になって、ワクワクして楽しみに待っている・・みたいな一体感があった。
そして、子どもと一緒に大阪で、樹里さんの舞台挨拶つき、初主演映画初日初回を観たときの感動!
樹里さんの「シング・シング・シング」のソロ生演奏を、裏拍手拍子しながら聴けたことは、本当に本当に、素敵な思い出になっている。
とっても、懐かしい・・

「撮ってから時間経って、゛凄いことやったな゛と思いました。何年後かに、悩んだり落ち込んだりしたときこの作品を見たら、゛やってできないことはない!゛って頑張れるんじゃないかな」
という樹里さんの言葉。
『ラスト・フレンズ』のモトクロスも、こういう気持ちで取り組んでおられたのだろうな・・

「こういう芝居も忘れちゃいけないと思いました。今までは、゛きれいに映らなきゃ゛みたいなことも考えていたけど、そんなことよりもっと大事な---ヘンな顔しても何をやっても、キャラクターが面白ければ、人間としてかわいい? 映りを気にせず、感じたまま思い切りやらせてもらえたのは、すごくありがたいですね」
この言葉は、そのまま『のだめカンタービレ』につながっているように感じる。

いろんな意味で、『スウィングガールズ』の「友子」は、樹里さんの原点であるのかも知れない。


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